ベトナム語のハングル表記はこう決まります
ベトナム語の綴りを入力すると、韓国・国立国語院の外来語表記法によるハングル表記をすぐに表示します。声調記号付きの文字をそのまま貼り付けても構いません。声調はハングルで書く方法がなく表記法でも書かないため、このツールは声調記号を外して字母だけを変換します。北部と南部で発音が違う文字もありますが、表記法が定めた一つの基準だけを適用します。
ハングル表記は韓国・国立国語院の「外来語表記法」に従います。日本語の表記ではなく、韓国語のハングルで書くときの正書法です。
このツールが適用するベトナム語の表記細則
| 綴り | ハングル表記の規則 |
|---|---|
| nh | 母音前は냐・녜・뇨・뉴・니、語末・子音前は終声ㄴ (第1項) |
| anh | 아인 (第1項の但し書き) |
| ng, ngh | 語頭は응、語末は終声ㅇ |
| qu + a | 꽈 (第2項) |
| qu + その他 | 꾸 + 後続母音 |
| y | 後続母音と合わせて一音節に (第3項) |
| đ / d | ㄷ / ㅈ |
| tr, ch | ㅉ |
| th, ph, kh | ㅌ、ㅍ、ㅋ |
| c, k, q / t | ㄲ / ㄸ |
| s / x | ㅅ / ㅆ |
| 語末の-c, -ch | 終声ㄱ |
| 語末の-t | 終声ㅅ |
| 語末の-p | 終声ㅂ |
| 語中のl + 母音 | ㄹㄹ (第4項) |
| 声調記号 | 表記しない |
根拠は国立国語院「外来語表記法」第2章 表16(ベトナム語字母とハングル対照表)および第3章 第18節(ベトナム語)です。2026年10月時点の内容を反映しています。
適用していない規則
適用していない規則があります。南部の発音(dとgiをㅇ系で読む場合、vをㅇで読む場合)は表記法の基準ではないため反映しておらず、声調も書きません。人名の姓と名を別語とみなす第4項の但し書きは、空白で区切って入力すれば自動的に守られます。 空白で区切って入力すると、単語ごとに変換して区切って表示します。韓国語の用例で続けて書く地名・人名は、結果の空白を削って使ってください。
よくある質問
ハングルには声調を書く方法がなく、外来語表記法もベトナム語の声調を書きません。そのためNguyễnとNguyenは同じ응우옌になります。
細則第1項が、語末nhの前の母音がaのときaとまとめて아인と書くと定めているためです。Đông Khanhは동카인になります。
ベトナム語の字母対照表がc・kをㄲ、tをㄸと書くと定めているためです。kh・thは有気音なのでㅋ・ㅌと書きます。