ローマ字からハングルへ戻すと答えは一つにならない
ハングルをローマ字で書く作業は、規則さえ分かれば答えが一つに決まります。ところが逆に戻す作業はそうではありません。韓国語のローマ字表記法はパッチムを k・n・t・l・m・p・ng の7種にまとめて書き、音節をどこで切るかも書きません。そのため mat 一つから 맏・맛・맞・맡 がすべて出てきますし、hanguk は han-guk(한국)とも hang-uk(항욱)とも切れます。このツールはその事実を隠さず、基本候補とほかの候補を併せて示します。
基本候補を選ぶ基準
ありうる切り方をすべて作り、初声が空(ㅇ で始まる)音節が少ないほうを先に、次に音節数が少ないほうを先に示します。韓国語の語は ㅇ で始まる音節が続くことが少ないからです。パッチムのローマ字がもつほかの字母の可能性は、入力に実際に現れたものだけ別の表にまとめます。
発音を書いた表記であること
ローマ字表記法は綴りではなく標準発音を書きます。신라 の発音が [실라] なので Silla となり、戻すと 「실라」 が出ます。ここから 「신라」 に至るには意味を知る人の判断が要ります。このツールは発音までを戻し、その先はしません。マッキューン=ライシャワー式(ŏ・ŭ・k’)とイェール式の綴り、人名の慣用表記(Lee・Park など)も扱いません。
根拠と基準時点
文化体育観光部告示 「国語のローマ字表記法」(2000年告示、第2章 表記一覧・第3章 表記上の留意点)の字母対照を逆に当てました。2026年10月基準です。
よくある質問
ローマ字表記法はハングルの字母を1対1で移しません。パッチムは k・n・t・l・m・p・ng の7種にまとめて書き、区切る位置も書かないため、同じローマ字から複数のハングルが出ます。そこでこのツールは基本候補1つとほかの候補を併せて示します。
韓国語のローマ字表記法は綴りではなく発音を書きます。신라 の標準発音が [실라] なので Silla となり、戻すと発音どおり 실라 が出ます。発音から元の綴りに戻すには、意味を見て人が判断する必要があります。
初声が空(ㅇ で始まる)音節が少ないほう、次に音節数が少ないほうを先に示します。hanguk で 한국 が 항욱 より先に来るのはそのためです。人名のように区切り位置が違う場合は、ほかの候補を確認してください。