設定周長は規格からそのまま換算できる
サイクルコンピュータが使う周長は、ホイールが1回転したときに進む距離です。ETRTO表記はタイヤ幅とビードシート径(BSD)をmmで並べたもので、25-622なら幅25mm・BSD 622mmを意味します。ホイール径はBSDにタイヤ高さを上下で足した値なので、周長はπ × (BSD + 2 × タイヤ幅)で求まります。700×25Cなら約2,111mmです。
実測値を入れられるようにした理由
この式はタイヤ断面を円と見た理論値です。実際には体重が乗って接地面がつぶれ、空気圧やタイヤのモデルによって同じ規格でも実測幅が違います。そのため2026年11月時点でも最も正確なのは、自転車にまたがった状態でホイールを1回転させて測るロールアウト測定です。実測値を入れると、その値をそのまま設定値として扱います。
このツールは設定周長だけを求めます。規格表記どうしの換算表やギア比・予想速度は扱いません。タイヤを太いモデルに替えると周長が大きくなるため設定値を入れ直す必要があり、空気圧を低めに使うと同じタイヤでも周長は少し小さくなります。
よくある質問
設定周長がずれるとどうなる?
距離と速度が同じ比率でずれます。周長を1%大きく入れると走行距離も1%長く記録されるため、ロングライドでは数百mの差になります。
ロールアウト測定のやり方は?
空気圧を普段どおりにして自転車にまたがり、バルブの位置を床に印してからホイールを1回転させ、進んだ距離をmmで測ります。3回測って平均すると誤差が小さくなります。