海外の中古車は車両価格だけでは終わらない
海外の中古車サイトで見た価格は出発点にすぎません。船に積んで運び、通関を終えてナンバーを付けるまでに、運賃・保険・税金・検査・代行費が段階ごとに乗ってきます。この計算機はその流れを段階ごとの実費として1つずつ足し上げ、総額と累計の動きを見せます。車両価格に対する上乗せ率も出るので、同じ車を国内で買う場合と比べる目安になります。
計算の考え方
まず現地の車両価格にレートを掛けて円換算の車両価格を出し、そこへ海上運賃・貨物保険料・税金の合計・予備検査や排ガス関係の費用・通関代行の手数料・国内輸送と登録代行の費用・その他を順に足します。表の累計の列を見れば、どの段階で金額が大きく跳ねるかがすぐ分かります。レートは送金の時期で変わるので、契約レートと想定レートを何度か入れ替えて見るとよいです。
この計算機が扱わないこと
並行輸入と正規ディーラーの価格比較は扱いません。2つの経路の価格と保証条件を見比べるのは別の道具です。輸入したあとの年間維持費(減価・保険・整備・燃料)も扱いません。こちらも別の道具があります。また関税や消費税を段階ごとに積み上げる税金の計算は、この計算機では1つの欄で受け取ります — 税金の内訳を分けて見たいときは個人輸入の税金計算機を使い、そこで出た税金の合計をこの欄に移してください。
入力する前に確認すること
入力欄の金額は形式を示すための例です。運賃は航路と積み方(RORO・コンテナ)で、検査費用は車種と再検査の有無で、代行手数料は業者で変わるため、フォワーダー・通関業者・検査代行の見積書で自分で埋めてはじめて使える数字になります。排ガスや騒音の基準に合うかは個人輸入で最もつまずきやすい段階なので、契約の前にその車種が国内で登録できるかを確かめてください。環境性能割は2026年4月1日に廃止されたため、この計算には含めていません。2026年10月時点の内容です。
よくある質問
関税・消費税・自動車重量税を足した金額を入れます。税目ごとに段階を分けて見たいときは個人輸入の税金計算機で先に計算し、そこで出た合計をそのまま移してください。環境性能割は2026年4月1日に廃止されたので含めません。
予備検査や排ガス関係の手続きは通関とは別の段取りで、再検査になると金額がまた上がる項目だからです。税金とまとめてしまうと総額が上がった理由が見えないので、段階を分けています。
実際に送金する時期のレートが基準になります。契約と送金に時間差があるなら、高めと低めの2通りで入れてみて総額がどれくらい動くかを確かめておくと安心です。