個人輸入の税金は順番に積み上がる
車を自分で輸入するときにかかる税金は、それぞれ別々に計算されるわけではありません。まず関税がかかり、その関税まで含めた金額に消費税がかかります。登録のときには車両重量で決まる自動車重量税も納めます。この積み上がる仕組みのせいで、車両価格に対する税の割合は思ったより高く出ます。この計算機は段階ごとの課税標準と税額を表に分けて見せます。
計算の順番
① 課税価格(CIF) = 車両価格(FOB) + 運賃 + 保険料 → ② 関税 = CIF × 関税率 → ③ 消費税 = (CIF + 関税) × 消費税率 → ④ 自動車重量税は車両重量と有効期間で決まる定額。税金の合計は②~④の合計で、通関後の原価は課税価格 + 税金の合計 + 通関の付帯費用です。表の課税標準の列を見れば、どの金額の上にどの税が乗るかがそのまま分かります。
2026年4月の制度変更を反映しています
取得のときに課されていた環境性能割は2026年4月1日に廃止されたため、この計算には含めていません。また自動車税種別割は自動車税、軽自動車税種別割は軽自動車税に名称が変わりました(税率そのものは変わっていません)。取得の段階で残る税金は消費税と自動車重量税です。軽油の暫定税率も2026年4月1日に廃止されています。
税率を入力欄にしている理由
関税率は原産国と経済連携協定(EPA)の適用、車種によって変わり、自動車重量税の額も車両重量・用途・有効期間で変わります。そのため税率と重量税をすべて入力欄にしています。最初に入っている数字は形式を示すための値なので、税関と国土交通省の公式案内で確かめた値を入れてください。協定税率を使うには原産地証明の要件も合わせて確認が必要です。2026年10月時点の内容です。
この計算機が扱わないこと
運賃・検査・国内輸送まで含めた輸入全体の費用は扱いません。そちらは海外中古車の輸入費用計算機で段階ごとに足し上げます。この計算機で出た税金の合計を、その計算機の税金の欄に移して使えます。
よくある質問
消費税の課税標準が車両価格ではなく、課税価格に関税を足した金額だからです。税の上に税が乗る形なので、段階を追って見ないと総額が理解しにくくなります。
入れません。環境性能割は2026年4月1日に廃止されたため、取得のときの課税対象から外れています。この計算機でも項目を置いていません。残るのは消費税と自動車重量税です。
原産国と経済連携協定の適用、品目の分類によって適用される税率が変わるためです。同じ車でも協定税率が使えるかどうかで税額が大きく変わるので、税関の公式案内で確かめた値を入れてください。