延長保証がお得かを項目で確かめる
輸入車のメーカー保証が切れる時期になると延長保証の案内が届きます。加入料は一度にまとまった額が出ていくのに、保証期間に何も起きなければそのまま払い損になります。この計算機は確率を使わず、手を入れそうな項目を自分でチェックして実費を足し上げるやり方で2つの選択を比べます。整備履歴と工場の見積りがあるなら、この方が納得しやすいはずです。
計算の考え方
未加入のときの負担はチェックした項目の修理費合計 + 保証対象外の費用です。延長保証のときの負担は加入料 + 自己負担額 × チェックした件数 + 保証対象外の費用です(修理費が自己負担額より少ない項目は修理費の分だけ払います)。この2つを並べて差額とお得な方を出します。保証対象外の費用は両方に同じだけ入るので勝敗は変えませんが、延長保証に入っても出費が0にはならないことを示すために一緒に表示しています。
この計算機が扱わないこと
故障確率をもとにした損益分岐は扱いません。故障する確率と期待修理費から分岐点を出すやり方は別の道具で扱います。ここでは確率ではなく項目ごとの実費だけを使います。また消耗品(エンジンオイル・ブレーキパッド・タイヤ・ワイパー)、定期点検、事故修理、塗装はたいていの延長保証の約款で対象外なので、保証対象の項目としてチェックせず、下の対象外費用の欄に入れてください。
入力する前に確認すること
入力欄の金額は形式を示すための例です。実際の加入料や自己負担額は保証会社と商品、車種や走行距離で変わり、修理費も工場と部品の入りぐあいで変わります。約款の保証対象リストと整備見積書を見ながら自分で入れてはじめて意味がある数字になります。保証の限度額(1件あたり・通算)、待機期間、指定工場の条件も約款で合わせて確認してください。2026年10月時点の内容です。
よくある質問
比べられます。確率を入れる方法は「平均的に」どちらが有利かを見るもので、この計算機は「自分が手を入れそうな項目がこれだけなら」どちらが安いかを見るものです。整備履歴があって交換が近い部品が分かっているなら、こちらの方が現実的です。
ほとんどの延長保証は修理1件ごとに自己負担額がかかるためです。項目を1つ増やすたびに、加入したときの負担も自己負担額のぶん上がります。通算限度額だけの商品なら自己負担額を0にして見てください。
エンジンオイル・ブレーキパッド・タイヤのような消耗品と定期点検は、約款でほぼ例外なく対象外になっているためです。加入しても自腹のままなので、対象外費用の欄に入れて両方に同じだけ反映させるのが正しい見方です。