中古の価値は毎年かけ算で削られます
中古価格の下がり方は「毎年同じ金額」ではなく、残っている価値に率をかける複利です。年間下落率25%なら1年目は購入価格の25%が減りますが、2年目は残った75%の25%が減るので金額としては小さくなります。そのため最初の1~2年で価値がいちばん大きく落ち、時間がたつと下げ幅はゆるやかになります。この計算機はその流れを年ごとの表に広げて示します。
表を見ると売る時期を決める感覚がつかめます。残存率がまだ70~80%台の1~2年目は下落する金額がいちばん大きいので、もう一年持っていると損が最も大きい区間です。逆に残存率が30%を下回ったあとは、一年使っても下がる金額はわずかなので、売るより使い切るほうが合理的な場合が多くなります。
結果の「価値が半分になる時期」は下落率だけから計算した理論値です。年間下落率が20%なら約3.1年、30%なら約1.9年、40%なら約1.4年で半値になります。品目による差が大きく、スマートフォンやノートパソコンは25~40%、生活家電は15~25%、家具や工具は10~15%程度がよく見られます。実際の中古相場は生産終了や新型の発売、季節の需要でこの曲線から外れることがあるので、出品直前に実際の出品価格も確認してください。
よくある質問
同じ品目の年式ごとの中古出品価格をいくつか比べると推定できます。2年たった品物が購入価格の半分なら、年間下落率はおおよそ30%程度です。
残っている価値に率をかける方式だからです。基準になる金額そのものが毎年小さくなるため、同じ率でも減る金額は少なくなります。
下落額が大きい初期に売れば金額は多く受け取れますが使った期間は短くなります。表の年ごとの下落額を見て、使う期間と回収額の釣り合う時期を選んでください。