楽器はどこで作られたかが値に残ります
中古楽器は同じモデル名でも、生産した工場によって値が大きく分かれます。カスタムショップやマスタービルトの系統は木材の選別と仕上げの工程が違うため需要が続き、同じブランドの普及工場の品は新品の値引きが多く、中古価格の天井が低くなります。そこでこの計算機は、種類ごとの基準残存額を先に決めてから、製造国と作り方で上げ下げします。
演奏できる状態かどうかが二つめの軸
ネックが反っていたり調律がすぐ狂う楽器は、買う側が調整費を負うことになるため値が大きく押さえられます。ギターならネックの状態とフレットの摩耗、ピアノなら調律の持ちとアクション、管楽器ならタンポとバルブの気密が同じ位置に来ます。修理をしないと音が出ない段階なら、減額の幅が最も大きくなります。
楽器の中古相場に公認の表はありません。参考の残存率は出発点にすぎないので、同じモデル・同じ製造年の取引完了額を五件以上確かめて、自分で入れる欄で補正してください。調整の履歴があれば領収書を一緒に載せる方が値を守りやすくなります。
よくある質問
製造国はどこで確かめる?
ギターはヘッド裏やネックの接合部のシリアル、ピアノは内部フレームの番号で生産地と年が分かります。ブランドの公式案内や輸入元の窓口にシリアルを伝えれば教えてもらえます。
調律を合わせてから売る方が高い?
すぐ演奏できる状態は取引の速さを上げます。ただしネックの反りのように構造に近い問題は調律では隠れないので、状態をそのまま伝え、減額を織り込んだ価格で出す方が揉めにくいです。
ハードケースがないとかなり下がる?
ケースは保管の状態を示す合図なので、同じ状態でも提示額が変わります。配送中の破損も防げるため、ケースなしで送るときは梱包の費用を別に見込む必要があります。