雨どいの交換費は長さより高所作業で決まります
雨どいは水平に回る軒どいと地面へ下ろす縦どいに分かれます。ですから交換する延長は軒の長さだけでなく、縦どいの本数 x 1本の長さを足して初めて実際の数字になります。さらに集水器・エルボ・止まりのように個数で金額が付く部材が別に計算されます。
総額を左右するのは長さより高所作業です。2階以上や急勾配の屋根では足場や高所作業車が必要で、その費用は雨どいの長さと関係なく台数・日数で付きます。短い区間だけ直しても高所作業費が半分を超えることがあるため、この計算機はその割合を別に表示します。足場を一度組むなら、ほかの外部補修もまとめたほうが有利です。
現場で費用が跳ねるところ
| こういう条件なら | 追加される作業 | 見積書で確かめる点 |
|---|---|---|
| 2階以上・急勾配の屋根 | 足場・高所作業車・安全対策 | 高所作業費が全体の何%か |
| 銅・ステンレスの素材 | 専用部材・加工 | 集水器・エルボの単価が別途か |
| 軒先が腐っている | 鼻隠し・水切りの木工補修 | 雨どいの交換だけで終わるか |
| 以前あふれたことがある | 勾配の取り直し・縦どい清掃 | 勾配を調整してくれるか |
| 地中の排水管につなぐ | 掘削・雨水管の接続 | 接続作業が含まれるか |
計算の前提と範囲
単価は業者・地域・時期・現場の状態で大きく変わります。見積りを2~3社取って比べてください。この計算機は2026年10月時点のもので、材料単価も施工費もすべて入力してもらう形です(入力欄の初期値は計算例(参考)で、相場ではありません)。消費税は選択に応じて10%を加えます。屋根・屋上の防水、瓦の交換、外壁塗装、軒全体のやり直し、雨天による日数の延びは扱いません。
よくある質問
一区間だけ割れたならその部分だけ替えられます。ただ雨どいは勾配で水を流すため、途中を切って替えると前後の勾配が合わず、その場所に水がたまります。つなぐ区間の勾配を取り直すかを確認してください。
2階以上や急勾配の屋根は足場や高所作業車なしでは作業できず、その費用は台数と日数で決まるため雨どいの長さとは無関係に付きます。短い区間だけ直しても高所作業費が全体の半分を超えることがあるので、この計算機では割合を別に表示します。
集水器の詰まりや勾配の狂いが原因なら、新しくしてもまたあふれます。落ち葉や土がたまっているのか、軒先が腐っているのかを先に確かめ、原因に合わせて見積りを取ってください。