🏛️米国債の税引後利回り計算機

米国債直接投資の税・為替差益込み収益

こんなツールも

米国債の収益は利子と為替差益の二本立て

米国債を直接買って償還まで持つと、お金が入る道は二つあります。一つは利払い(クーポン)で、表面利率にもとづき通常は年2回ドルで支払われます。もう一つは償還時に額面どおり戻ってくる元本です。元本はドルで返ってくるので、買ったときより円安なら為替差益、円高なら為替差損が出ます。課税の扱いも別です。利子には源泉徴収がかかりますが、元本部分の為替差益は償還差益として譲渡所得等の申告分離課税(20.315%)になります。そこでこの計算機は、利子と為替差損益を混ぜずに分けて表示します。

入力した二つのレート(購入時・償還時)をもとに、税引後の利子、為替差損益、その合計である税引後トータル収益と円ベースの利回りを計算します。表では償還時レートが±10%動いたときの結果を並べるので、利率だけで判断しにくい理由がすぐ見えます。利子の源泉徴収率は2026年10月時点の参考値(所得税15%・復興特別所得税0.315%・住民税5%の構造)を初期値にしていますが、税制は変わります。為替差損が出た年は、その損失を利子や上場株式の利益と損益通算できますが、この計算には含めていません。日米租税条約により米国債の利子は原則として米国で源泉徴収されないため、外国税額控除も考慮していません。申告前に証券会社と税務署の案内で確認してください。

よくある質問

利払いはいつ受け取れますか?

米国債は通常年2回ドルで支払われます。利払い回数を入力すると1回あたりの金額も表示されます。

為替差益にも税金がかかりますか?

米国債は特定公社債なので、償還差益は円に換算した償還額から円換算の取得額を引いて計算し、為替差益もそこに含まれます。上場株式等の譲渡所得等として20.315%の申告分離課税になるため、初期値を20.315%にしています(国税庁タックスアンサーNo.1510)。

償還前に売った場合も同じ結果ですか?

いいえ。途中で売ると金利変動による債券価格の損益が出ますが、この計算機は償還まで保有する前提です。