課税繰延べの効果計算機の使い方
課税口座で投資信託やETFを持つと、分配金が出るたびに税金が先に引かれ、残った分だけが再び運用されます。iDeCoやNISAのような制度口座では、口座の中で出た運用益にその場で課税されません。iDeCoは受け取るときまで課税が繰り延べられ、NISAでは運用益そのものが非課税です。同じ利回りでも、税金で抜けなかった分が複利で回り続けるため最終金額が離れていきます。この計算機はその差だけを取り出します。
元本・年利回り・運用期間・課税口座に当てはめる運用益課税率を入れると、二つの口座の最終金額と差額が出ます。表では期間が伸びるほど差が広がる様子が分かります。受取時の税率は参考の1行としてのみ反映し、受け取り方や年齢で変わる出口の税金の内訳は扱いません。
上場株式等の配当や譲渡益への課税は、所得税15%・復興特別所得税0.315%・住民税5%を合わせた構造です。受取時の扱いは退職所得控除や公的年金等控除が絡み、制度改正でも変わります。入力欄の例の数値は2026年10月時点の目安なので、国税庁の案内と加入先の説明で確認した値を直接入力してください。
よくある質問
課税繰延べは税金が安くなることですか?
安くなるのではなく後ろへ送られることです。税金として抜けるはずの分も運用に回り続けるため、期間が長いほど最終金額の差が大きくなります。
利回りが同じなのに金額が違うのはなぜですか?
課税口座は毎年の運用益から税金が先に引かれ、翌年に回す元本が減ります。年金口座ではその分が残るので複利がそのままかかります。
受け取るときの税金は反映されますか?
参考として1行だけ表示します。受取年齢や受取方法、控除の適用で変わる出口の税金の計算はこの計算機の範囲ではありません。