見上げた角度ひとつで樹高が出る
はしごを掛けたり巻尺を上げたりしなくても、木の高さは三角法で求められます。木までの水平距離を測り先端を見上げた角度を読めば、目線より上の高さは距離にタンジェントを掛けた値で出ます。これに目線より下の区間を足して全体の樹高になり、この計算機は目の高さを足す方法と、根元を見下げた角度で求める方法の両方に対応します。
算出の考え方
目線より上の高さは水平距離 × tan(仰角)です。根元の見下げ角を入れない場合は目の高さをそのまま足し、見下げ角を入れた場合は水平距離 × tan(見下げ角)を足して、斜面でも正しく計算します。結果には実際に使った式も表示されるため、どちらの方法で計算されたかがすぐ分かります。
使うときの注意
水平距離は木の中心までの水平な距離である必要があり、斜面で斜距離をそのまま入れると樹高が過大になります。傾いた木、先端が隠れる広葉樹、傾斜計の零点誤差はそのまま誤差になります。幹周や根元周といった太さの換算は取り扱いません。2026年10月時点の内容です。
よくある質問
仰角はどう測りますか?
スマートフォンの傾斜計アプリや測高器で木の先端をねらい、水平から見上げた角度を読みます。水平距離は木の中心までの地面距離で測り、斜面では距離も水平に換算してください。
見下げ角の欄はいつ使いますか?
立っている位置より木の根元が低いときに使います。根元を見下げた角度を入れると、目の高さの代わりにその角度で下側の高さを計算するため、目の高さを足す方法より正確になります。
樹冠の先端が傾いている場合はどうしますか?
傾いた木は先端が根元の真上にないため誤差が大きくなります。傾いた方向と直角になる位置で測り直すか、先端の真下の地点までの水平距離を測って入力してください。