トラクター燃料費・作業時間計算機の使い方
トラクター作業の燃料費は1時間当たりの消費量だけではわかりません。まず面積から作業時間を出す必要があります。この計算機は作業面積と作業幅、作業速度、圃場効率から実作業能率と総作業時間を求め、1時間当たりの燃料消費量と燃料単価をかけて燃料費を計算します。
計算の根拠は、理論作業能率(ha/h)=作業幅(m) × 作業速度(km/h) ÷ 10で、これに圃場効率をかけると実作業能率になります。総作業時間は面積(ha) ÷ 実作業能率、必要な燃料量は作業時間 × 1時間当たりの消費量です。面積の単位はm²・坪・10a・haから選べ、1坪は3.3058m²、10aは1,000m²として換算します。
燃料単価は一般の軽油と免税軽油を別に入力し、節約額も併せて表示します。免税軽油は、農業用の機械に使う軽油について都道府県税である軽油引取税(2026年4月1日以降は1Lあたり15円)を免除する仕組みで、都道府県税事務所が交付する免税証の数量の範囲で使えます。2026年11月時点の販売単価は購入先で確認して入れてください。この計算機は面積から出発する作業時間と燃料費だけを扱い、免税証の交付申請や使用実績の報告は扱いません。
よくある質問
圃場効率は理論作業量のうち実際に達成できる割合で、旋回や重複走行、整備・補給の時間があるため100%にはなりません。圃場が小さく形が不規則なら低め、広く四角い圃場なら高めに入れてください。
免税になるのは都道府県税の軽油引取税の分で、2026年4月1日に暫定税率が廃止されたため1Lあたり15円です。免税単価は一般の軽油単価から15円を引いた額が目安です。免税で買うには、事前に都道府県税事務所へ申請して免税軽油使用者証と数量が書かれた免税証の交付を受ける必要があります。