瓦・シングル枚数計算機の使い方
屋根材は図面の水平投影面積ではなく、勾配に沿った実面積の分だけ必要になります。この計算機は水平投影面積と勾配を入れると、勾配係数(1 +(勾配÷10)の2乗の平方根)をかけた実面積を求め、そこに1枚の有効面積とロス率を入れて瓦やアスファルトシングルの枚数・束数、棟やけらばの仕上げ材の長さまでまとめて計算します。
計算の順序は、実面積 = 水平投影面積 × 勾配係数、枚数 = 実面積 ×(1 + ロス率)÷ 1枚の有効面積の切り上げ、束数 = 枚数 ÷ 1束の枚数の切り上げです。4寸勾配なら勾配係数は約1.077で実面積が水平面積より8%ほど増えるため、勾配の急な屋根でこの補正を忘れると材料が足りなくなります。
1枚の有効面積(重ねを除いた実際に覆う面積)とロス率は製品と現場で大きく変わるので、この計算機は初期値を置かずすべて入力値で受け取ります。2026年10月時点でも、値は必ず製品の施工要領書とメーカー資料で確認してください。このツールは瓦・シングルだけを扱います。ガルバリウムなど金属屋根の板金数量、外壁サイディングや外断熱の資材量、屋根修理費用の比較は扱いません。
よくある質問
水平10に対する高さ(寸)で入力します。4寸勾配なら4、5寸勾配なら5と入れると、計算機が1 +(勾配÷10)の2乗の平方根で勾配係数を作り実面積を補正します。陸屋根のように勾配がない場合は0を入れると係数は1になります。
製品の施工要領書に書かれた重ねを除いた有効面積(または1束の施工面積)をそのまま入力してください。同じ瓦でも重ね寸法や働き幅の取り方で変わるため、この計算機には初期値を置いていません。
屋根の形が複雑で谷や隅棟が多いほど切断による損失が増えます。ロス率は現場と材料で変わるので、施工業者が使う値かメーカー資料の値を入力して使うのが正確です。