金属屋根の板金数量計算機の使い方
ガルバリウム鋼板のように長尺で使う金属屋根材は、枚数を面積では数えず、板金の有効幅(重ねやはぜを除いた実際に覆う働き幅)で割って数えます。この計算機は屋根の幅を有効幅で割って板金の枚数を求め、軒先から棟までの水平距離と勾配から1枚の展開長さを計算し、継ぎ目のシール長さと固定ビスの本数まで合わせて表示します。
計算の順序は、展開長さ = 水平距離 × 勾配係数(1 +(勾配÷10)の2乗の平方根)+ 軒先・棟の余裕、1面の枚数 = 屋根の幅 ÷ 有効幅の切り上げ、全体の枚数 = 1面の枚数 × 屋根面の数です。継ぎ目のシール長さは1面に生じる継ぎ目の数(枚数から1を引いた値)に展開長さをかけ、面数分を足した値で、ビス本数は1枚当たりの本数に全体の枚数をかけた値です。
有効幅は製品の成形ピッチやはぜ・固定方法によって変わるため、この計算機は固定値を持たず製品資料の値をそのまま入力してもらいます。2026年10月時点でも値はメーカーの施工資料で確認してください。このツールは金属屋根材(板金)だけを扱い、サンドイッチパネルの数量やその副資材の物量は扱いません。瓦・シングルの枚数、外壁サイディング、外断熱の資材量も材料が違うのでここでは扱いません。
よくある質問
違います。有効幅は重ねやはぜに入る分を除いた、実際に屋根を覆う幅(働き幅)です。製品の全幅で割ると枚数が足りなくなるので、製品資料に書かれた有効幅(成形ピッチ)を入力してください。
軒先の出や棟側の折り曲げ、切断の余裕のために展開長さに余裕を足します。この余裕は工法やディテールで変わるため、計算機では1枚当たりの余裕長さとして直接入力してもらいます。
いいえ。この計算機は成形板金(ガルバリウム・カラー鋼板)の枚数と展開長さを扱います。サンドイッチパネルの列数や総所要長さ、パネル副資材の物量は扱わないので、その材料専用の計算機を使ってください。