屋根修理費用計算機の使い方
屋根から雨が漏り始めたときの選択肢はふつう3つです。悪くなった部分だけ直す部分補修、既存の屋根を撤去せずに上から新しい材料をかぶせるカバー工法(重ね葺き)、既存の屋根を撤去して新しく葺く葺き替えです。この計算機は同じ屋根に3工法をそれぞれ当てたときの費用を並べて計算し、いまの条件ではどれが安いかを1画面で比べられるようにします。
計算式は、部分補修 = 補修面積 × 1㎡単価 + 仮設費用、カバー工法 = 全面積 × 1㎡単価 + 仮設費用、葺き替え = 全面積 ×(材料・施工単価 + 撤去単価 + 廃材処分単価)+ 仮設費用です。葺き替えだけ撤去費と廃材処分費が付くため、1㎡単価の差より総額の差が大きく開きます。仮設の足場は3工法に共通で必要なので、面積が小さいほど仮設費用の比重が大きくなります。
1㎡単価・撤去費・廃材処分費・仮設費は地域・業者・時期、屋根の形や階数で大きく変わるため、この計算機は金額を固定値にせずすべて見積書の値として入力してもらいます。2026年10月時点でも、金額は必ず業者の見積書で確認してください。またこのツールは費用の比較だけを扱い、瓦・シングルの枚数や金属屋根の板金数量といった資材数量の算出は扱いません。
よくある質問
材料と施工だけ見ればカバー工法が安い場合が多いですが、既存屋根の状態が悪く下地の補強が必要なときや、重さの制約でカバー工法ができないときは葺き替えしか選べません。金額はこの計算機で比べ、カバー工法が可能かどうかは現地調査で判断してください。
屋根の作業は工法に関係なく安全のための仮設が必要で、ふつう3つのどの場合でも足場費用が発生します。部分補修の範囲がごく狭く仮設なしでできる現場なら、仮設費用を0にして比べてください。
部分補修の面積と単価だけ入れ、ほかの工法の単価を空欄にすると、その工法は仮設費用だけが表示されます。比較が不要なら部分補修の費用の行だけを見れば十分です。