造園工事の歩掛労務費計算機の使い方
造園工事の労務費は、工種ごとの数量に標準歩掛の単位あたり所要人工を掛けて人工を求め、職種別の労務単価を掛けて算出します。この計算機は造園の工種を前提に造園工と普通作業員の二職種に分けて処理するため、植栽や芝張りといった工種一つの労務費をその場で確認できます。
単位歩掛は、その工種の数量1単位を処理するのに必要な人の日数です。植栽の歩掛が1本あたり0.2人なら、100本の植栽に造園工20人工が必要という意味で、これに日額の労務単価を掛けた値がその職種の労務費になります。
歩掛の数値と労務単価はどちらも入力欄にしてあります。積算基準は毎年改定され、労務単価も定期的に公表され直すため、固定値として埋め込むとすぐに古い数字になります。適用する年度の資料を確認して入れてください。割増率は夜間や高所作業のように能率が落ちる条件のときだけ反映します。
2026年10月時点の内容です。歩掛の人工数と労務単価は毎年変わるため、必ず適用年度の公式資料で確認してください。大工・足場の工種や、出面(人工)基準の人件費は、このツールでは扱いません。
よくある質問
国土交通省の土木工事標準歩掛や公共建築工事標準単価積算基準など、発注者が指定する積算基準の造園関係の項目に、工種ごとの単位数量あたり所要人工が職種別に整理されています。植栽、芝張り、地被の群植など工種ごとに値が違い、毎年改定されるため、適用する年度の最新の基準を確認してそのまま入力するのが正確です。
一度に一つの工種だけを計算する前提です。樹木の植栽は本、芝や地被は㎡が単位なので、工種を混ぜると歩掛が合いません。工種ごとに数量と単位歩掛を分けて計算し、あとで合算してください。
いいえ。結果は直接労務費です。これに材料費と機械経費、間接労務費、一般管理費と利益が加わって工事原価になります。公共工事では発注者が定める積算基準と労務単価の適用時点に従う必要があるため、積算担当者の確認を受けてください。