足場の労務費は設置と解体を分けて見る
足場は組むときと払うときで掛かる手間が違います。標準歩掛でも足場工事の設置と解体の歩掛は別に示され、現場では解体だけを別に発注することもあります。この計算機は足場面積に設置・解体の歩掛をそれぞれ掛けてとび工と普通作業員の所要人工を求め、職種別の労務単価を適用して設置の労務費と解体の労務費を分けて表示します。
算出の考え方
職種別の所要人工は足場面積 × 歩掛に歩増率を反映した値です。設置の労務費は設置区分のとび工・普通作業員の人工に各単価を掛けて足した金額で、解体の労務費も同じ方法です。両方を合わせて足場工事の労務費合計を求め、面積で割って1㎡あたりの労務費も表示します。
使うときの注意
歩掛と労務単価は標準歩掛や積算基準で毎年改定されるため、使う歩掛項目とその年度の値を入力してください。安全設備や墜落防止ネット・落下物防護ネット、壁つなぎの補強は別に算定する対象です。資材のリース料と1㎡あたりの設置単価で総費用を見る方式は取り扱いません。2026年10月時点の内容です。
よくある質問
設置と解体の歩掛を別に入れるのはなぜですか?
足場工事の歩掛は設置と解体で別に示され、解体だけを別に発注する場合もあるためです。別に入れることで設置の労務費と解体の労務費を分けて見られます。
足場面積はどう取りますか?
足場を立てる外壁の周長に足場の高さを掛けた鉛直投影面積で取るのが一般的です。算出の基準は工事仕様書と内訳書の基準に従ってください。
資材のリース料も含まれますか?
含まれません。この計算機は歩掛から求めた労務費だけを扱います。単管やシステム足場の資材リース料と、1㎡あたりの設置単価で総費用を見る方式は取り扱いません。