大工工事は数量に歩掛を掛けて人工を数える
歩掛による労務費は日当を数えるのではなく、単位数量あたり何人必要か(歩掛)を数量に掛けて、まず所要人工を求めます。大工工事は大工とそれを手伝う普通作業員が一緒に入るため職種ごとに人工が分かれ、各職種の労務単価を掛けて初めて労務費になります。この計算機は大工工事の数量と歩掛、労務単価を受け取り、職種別の所要人工と労務費を表示します。
算出の考え方
大工の所要人工は数量 × 大工の歩掛に歩増率を反映した値で、普通作業員の所要人工も同じ方法です。職種別の労務費は所要人工 × 労務単価、両方を足して大工工事の労務費合計を求めます。数量1単位あたりの労務費は合計を数量で割った値で、他の見積と単位基準で比べるときに使います。
使うときの注意
歩掛と労務単価は国土交通省の標準歩掛や公共建築工事の積算基準で定められ毎年改定されるため、使う歩掛項目とその年度の単価を確認して入力してください。材料費・機械損料・諸経費は含まないため単価表そのものではありません。足場や造園など他の工種の歩掛と職種構成は、その工種の計算機で扱います。2026年10月時点の内容です。
よくある質問
大工の歩掛が入力欄なのはなぜですか?
単位数量あたりの大工・普通作業員の歩掛は標準歩掛に工種ごとに示され、毎年改定されます。工種や条件で値が分かれるため、使う歩掛項目の値を直接入れる形にしました。
労務単価には何を入れますか?
適用する基準の職種別労務単価を入れてください。市中の単価と設計で適用する単価が違うことがあり、公表値も改定されるため、見積の根拠にする資料の値を使うのが適切です。
歩増率はどこに適用されますか?
大工と普通作業員の所要人工の両方に適用されます。高所・深夜・狭所の作業のように歩増が認められる条件のとき、歩掛の適用基準に示された率を入れてください。