農業共済の共済金計算機の使い方
農業共済(NOSAI)の農作物共済は、水稲や麦が台風・冷害・病害虫などで減収したときに共済金を受け取る制度です。日本では「被害率から自己負担割合を引く」のではなく、加入時に補償割合(9割・8割・7割)を選び、減収が基準収穫量の「1−補償割合」を超えた分が支払われます。この計算機は基準収穫量、その年の収穫量、kg当たり共済金額、補償割合から共済金を計算します。
計算の根拠は、共済金額=基準収穫量 × 補償割合 × kg当たり共済金額、支払われる共済金=kg当たり共済金額 × (減収量 − 基準収穫量 × (1 − 補償割合))です。補償割合9割なら減収が1割を超えたところから支払われます。下の比較表は補償割合を9割・8割・7割に変えたときの共済金と、補償割合が高いほど掛金が重くなる方向を示します。
引受方式によって計算が違います。全相殺方式は農家ごとの収穫量合計で見ますが、半相殺方式は被害のあったほ場の減収量だけを合計し、品質方式や地域インデックス方式は別の算定です。収入保険は収入の減少で見る別の制度で、この計算機では扱いません。掛金の算定も扱いません。2026年11月時点の内容で、本計算機は参考用で法的効力はありません。実際の支払額は加入している農業共済組合の損害評価と共済規程で確認してください。
よくある質問
いいえ。補償割合を9割にすると同じ減収で受け取る共済金は増えますが、支払う掛金も上がります。選べる割合は引受方式によって違うので、比較表で共済金の増え方と掛金の方向を併せて見て判断してください。
減収量が基準収穫量の「1−補償割合」以下なら共済金は支払われません。補償割合9割なら減収1割まで、8割なら2割までは自分で負う分になり、結果画面に支払対象外と表示されます。