アスベスト除去費用計算機の使い方
アスベスト含有材を種類ごとに分けて費用を足します。天井材と屋根材は面積に1㎡あたり単価を、配管保温材は長さに1mあたり単価を掛けます。そこに隔離・負圧設備費と廃石綿の処分費を足した金額を基準に監理費を比率で乗せ、最後に消費税を含む総額を出します。
単価と設備費は材料の状態・階数・隔離範囲・処分場の位置で差が大きいため、どの値もあらかじめ入れていません。入力欄の例の数字は形式を示すだけで基準値ではありません。登録業者の見積書で確認した値を入れてください。2026年10月時点です。
除去作業は石綿障害予防規則(労働安全衛生法)と大気汚染防止法の規制を受け、除去した吹付け石綿などの廃石綿等は廃棄物処理法の特別管理産業廃棄物として処理します。この計算機は費用だけを扱います。面積がいくらから届出などの対象になるかの判定はアスベスト届出対象の判定計算機のほうです。参考用で法的効力はありませんので、実際の対象の有無と金額は所管行政庁・窓口と専門業者に確認してください。
よくある質問
材料面積に材料別の単位重量を掛けて出すのが一般的です。単位重量は製品と厚さで変わるため、この計算機では重量そのものを入力してもらいます。処理業者がトン単位で見積もりを出した場合は1トンを1000kgに換算して入れてください。
隔離区画と負圧装置は面積に比例するより、区画の数と作業期間で一括に決まることが多いからです。見積書が1㎡あたりで書かれている場合は、面積を掛けた金額を一括の欄に入れてください。
材料の除去費と隔離設備費、廃石綿の処分費を合わせた金額に入力した比率を掛けます。監理費が定額で契約されている場合は比率を0にして、その金額を隔離設備費の欄にまとめて入れるほうが簡単です。