農事用電力の料金計算機の使い方
農事用電力は、かんがい排水や脱穀調整、育苗・栽培など農事に用途を限った電気料金メニューで、一般の低圧電力より基本料金・電力量料金が低めに設定されています。ただしメニュー名(農事用電力、農事用電力A、かんがい排水用電力など)と、低圧・高圧のどちらで使えるか、対象になる設備は電力会社ごとに違います。この計算機は契約電力と単価、かん水や育苗が集中する月と通常月の使用量から、月額と年間の合計、年間の平均月額を計算します。
計算の根拠は、月の基本料金=契約電力 × 基本料金の単価、月の電力量料金=月の使用量 × 電力量料金の単価で、年間料金は基本料金12か月分に集中月と通常月の使用量をそれぞれ掛けて足した金額です。最後の2行は同じ契約電力と使用量を一般の低圧電力の単価で計算し、農事用電力を使うとどれだけ違うかを示します。季節別料金や力率割引は含みません。
単価と適用条件は料金改定で変わるため、2026年11月時点として電気の契約書と契約している電力会社の料金表に記載された単価を確認して入力してください。燃料費調整額、消費税、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません。
よくある質問
日本の農事用電力には全国共通の「甲・乙」のような種別はありません。主な用途はかんがい排水、脱穀調整、育苗・栽培で、電力会社によってかんがい排水専用のメニューと他の農事用のメニューを分けている場合があります。自分の設備が対象になるかは、契約している電力会社の料金表と供給条件で確認してください。
農事用の電気はかん水や加温が集中する数か月に使用量が大きく増え、ほかの月は少なくなります。月平均ひとつで計算すると年間料金が実際と合わないため、2つに分けて入れる必要があります。