標高1,000mが上着一枚を変える
山を登ると気温が下がります。下がる幅は標高差に気温減率を掛けて求めますが、減率は天候で変わります。水蒸気のない空気が上がるときの乾燥断熱減率は1,000mあたり約9.8℃、実際の大気の平均である環境減率は約6.5℃です。そこでこの計算機は減率を定数にせず入力欄にして、その日の条件に合わせて入れられるようにしました。
体感温度は北米式の風速冷却指数(JAG/TI、2001)を使います。この式は気温10℃以下、風速4.8km/h以上でのみ有効なので、範囲を外れると値を出さず範囲外であることを表示します。夜間の最低気温は山頂の気温から日較差を引いた値なので、日較差も自分で入れます。2026年11月時点の内容です。同じ標高でも尾根は風が強く、盆地は冷気がたまるため、計算値は出発点にすぎません。山では気象予報と合わせて確認し、予備の保温着を持っていってください。
寝袋の保温等級の選び方や、登山の所要時間の計算は扱いません。
よくある質問
気温減率はどの値を入れればいいですか?
水蒸気のない空気は1,000mで約9.8℃、実際の大気の平均は約6.5℃下がります。晴れて乾いた日は大きい値、曇って湿った日は小さい値に近づきます。
体感温度が適用範囲外と出るのですが?
使っている風速冷却指数は気温10℃以下、風速4.8km/h以上でのみ有効です。その範囲を外れると値を出さず、範囲外であることを表示します。
計算値と実際の山頂の気温がずれることはありますか?
あります。尾根と盆地は同じ標高でも差が大きく、朝には気温が逆に上がる逆転層もできます。気象予報と合わせて確認してください。