刺身の量を分けるのは魚種よりどこまで下ろすかだ
釣ってきた魚の重さがそのまま刺身になるわけではありません。頭や骨、皮、内臓が抜けて残る身の割合を歩留まりと呼びますが、この歩留まりは魚種よりも下ろし方に大きく左右されます。三枚におろすだけか、皮まで引くか、内臓だけ取って丸ごと使うかで二倍の差が出ます。
計算は魚体の総重量に歩留まりを掛ける算術です。歩留まりは公式な数値ではなく現場の経験値なので定数にせず入力欄にし、選択肢は参考値だけを入れます。1人前の重量も献立によって変わるため自分で入れる形にしました。
同じ魚種でも結果が分かれる理由は大きさです。小さい魚は頭と骨の占める割合が大きく歩留まりが落ち、大きい魚は身が厚く歩留まりが上がります。そのため匹数が同じでも、小さい魚を何匹かと大きい魚一匹では刺身の重量が違います。
この計算機が扱わないこと
体長から魚体重を推定する計算や釣り大会の順位集計は扱いません。熟成時間や保存温度、食中毒の危険の判断も範囲外です。基準時点は2026年11月です。
よくある質問
歩留まりはなぜ自分で入れる形にしたのかな?
同じ魚種でも大きさや身の厚み、どこまで柵取りするかで歩留まりは10ポイント以上開きます。そのため選択肢は参考値だけを入れ、数字は変えられるようにしました。
下ろしで出る損失はすべて捨てる量だろうか?
骨や頭、皮、内臓が混ざった重さです。頭と骨は潮汁や焼き物に使えるので、捨てる量と同じではありません。
1人前は何gで見ておけばいいかな?
献立の組み方で大きく変わります。刺身だけなら多めに、ほかのおかずと出すなら少なめです。1人前の重量を変えながら、どこで一人分減るかを見ると決めやすくなります。