スポーク長は経験値ではなく三角公式で決まる
スポーク長はリムとハブの寸法が決まれば一つに定まります。交差角をθ、リム有効半径をERD÷2、フランジ穴円の半径をPCD÷2、センターからフランジまでをdとすると、長さは√((ERD÷2)² + (PCD÷2)² + d² − 2 × (ERD÷2) × (PCD÷2) × cos θ) からハブ穴径の半分を引いた値です。交差角は720° × クロス数 ÷ 穴数なので、32ホール3クロスなら67.5°になります。
結果を左右するのはERDの実測値
同じモデルでもERDはメーカー公表値と実測で1~2mm違うことがあり、その分だけ長さがずれます。そのためERDを定数にせず入力欄にしました。ハブの穴径も2026年11月時点でハブごとに異なるため入力値としています。左右のフランジは寸法が違うことが多いので、片側ずつ分けて計算してください。
このツールは長さだけを求めます。ホイールの軽量化効果やタイヤ幅・空気圧は扱いません。
よくある質問
ラジアル組みにも使える?
クロス数を0クロスにすると交差角が0°になり、同じ公式で計算できます。ただしラジアル組みを認めていないハブもあるので、先にハブの説明書を確認してください。
結果の数値をそのまま注文していい?
市販スポークは1mmまたは2mm刻みなので、丸めた長さを基準に選びます。ERDを実測していない場合は1~2mmの誤差が出ることがあり、組む前にリムテープを外して測り直すほうが安全です。