在宅酸素療法を始めると、機器のレンタル料のほかに電気代が増えます。酸素濃縮装置は1日10時間を超えて動かすことも多く、電気代が負担の大きな一部になります。この計算機はレンタル料と電気代、消耗品の費用を分けて表示し、期間の総額と1か月あたりの負担まで出します。
電力使用量は消費電力を1,000で割り、1日の使用時間と月数をかけて求めます。1か月は30.4日として扱います。そこに電気料金の単価をかけた額が電気代の増加分です。レンタル料と消耗品費は1か月の金額に月数をかけ、端数は項目ごとに円単位で切り捨てて合算します。割合は小数第一位まで表示します。2026年10月時点の計算方法です。
レンタル料の欄には保険が適用されたあとに実際に払う額を入れてください。機器の種類や設定流量で消費電力が大きく変わるため、案内された値をそのまま入れる必要があります。電気の基本料金や段階的な単価の変動、携帯用酸素ボンベの費用は扱いません。実際の金額はレンタル事業者と電力会社に確認し、使用時間は医師の指示に従ってください。
在宅酸素療法の管理料や機器加算は保険診療のため、医療費の窓口負担が大きくなる月は、高額療養費制度により、実際の月の負担は所得区分ごとの自己負担限度額までになります(この計算には含みません。電気代は対象外です)。出典:厚生労働省「診療報酬点数表」・全国健康保険協会(協会けんぽ)(2026年10月時点)。
よくある質問
酸素濃縮装置は1日に何時間も動かし続けるため電力使用量がはっきり増えます。レンタル料だけを見ていると生活費の増加分を見落とします。
消費電力は機器の表示ラベルや取扱説明書に、単価は電気料金の明細に書かれています。単価は使用量の段階や契約の種類で変わります。
1か月を30.4日として電力使用量を計算します。実際の日数や1日ごとの稼働時間が違えば結果も少しずれます。