治療用装具は窓口でその場で安くなるのではなく、製作費を全額立替えてから療養費として払い戻しを受ける流れになります。そのため気になるのは最終的な負担だけでなく、払い戻しが来るまで自分で抱える金額です。この計算機は立替額と償還見込額、償還後の負担をまとめて表示します。
計算は製作費に個数をかけて立替額を出し、製作費と基準額の小さいほうに個数をかけた額を償還の対象とします。そこに償還割合をかけて見込額を求め、立替額と実費を足して償還額を引いたものが最終負担です。償還割合は窓口負担の裏返しで、未就学児は2割なので8割、就学から69歳は3割なので7割、70歳から74歳は2割、75歳以上は1割が原則です。現役並み所得は3割になります。端数は円単位で切り捨てます。2026年10月時点の区分です。
基準額は品目ごとに決まっており、審査で一部しか認められないことや書類の補正で支給が遅れることがあります。民間医療保険の給付や作り直しの周期は扱いません。実際の金額と期間は加入先の保険者と製作所に確認し、装具の処方は医師に相談してください。
よくある質問
治療用装具はなぜ先に全額払う?
治療用装具は窓口で割合負担にならず、製作所にいったん全額を払い、医師の証明書と領収書をそろえて保険者に請求して後から療養費が戻る仕組みです。
基準額より高い装具を作るとどうなる?
基準額を超えた分は償還の対象から外れます。この計算機は製作費と基準額の小さいほうだけに償還割合をかけます。
証明書の費用も戻ってくる?
証明書などの実費が対象になるかは保険者によって扱いが分かれるため、ここでは全額自己負担として計算します。請求前に加入先へ確認してください。