家具は運搬費が値を削ります
中古家具がほかの品目と違うのは大きさです。ソファや棚は宅配便で送れないため軽貨物や家具専用の配送を頼むことになり、エレベーターに入らなければ吊り上げや分解・再組立の費用がさらに乗ります。この金は家具の値とは別に出ていくので、提示額が一万円台の品では運搬費が値を上回り、取引そのものが成り立たないことがよくあります。
誰が運搬費を払うかが値段です
売る側が運搬まで引き受けると手元に残る金はその分減り、買う側が自分で引き取る条件なら提示額を下げないと人が付きません。ですから家具は「いくらで売るか」より先に「運搬費を誰がどれだけ負う条件で出すか」です。計算機の負担の欄を切り替えると、手元に残る額がどう変わるかがすぐ見えます。
家具の中古相場や運搬費に公認の表はありません。参考の残存率は出発点なので、同じブランド・同じ大きさの取引完了額を五件以上確かめて補正し、運搬費は業者二、三社に階数とエレベーターの有無を伝えて得た見積りを入れてください。
よくある質問
運搬費の見積りは先に取るべき?
出品する前に取っておく方がよいです。階数やエレベーターの有無、玄関の幅で金額が大きく変わるため、条件を知らずに値だけ決めると取引の直前で値切られたり取り消しになります。
無垢材だとどのくらい高く売れる?
無垢材は傷をやすりで直せるので状態を戻せますし、重さのせいで買い手の層は狭くても値は落ちにくいです。逆に合板やパーティクルボードは角が膨らむと戻せないため減価が大きくなります。
引き取りに来てもらう条件が有利かな?
手元に残る額だけ見れば有利です。ただし買う側が車と人手を用意する必要があり取引が遅くなるので、負担の欄を切り替えながら残る額とかかる時間を一緒に見て決めてください。