クッションフロアの部分補修、どこまでが「部分」か
クッションフロアは破れ・浮き・へこみのように一部だけ傷むことが多く、費用を左右するのは全体の面積よりも補修する箇所数と同じ柄の在庫が残っているかです。柄が廃番だとパッチした部分だけ色が浮いてしまい、結局その部屋をまとめて張替えた方が安く済むこともあります。この計算機は1箇所あたりの工賃と材料費を自分で入力して箇所数分を足し、出張費と原反の最小ロットは1回だけ加えて幅で表示します。
浮き・膨れは張替えずに接着をやり直すことが多いため、症状で「浮き・膨れ」を選ぶとパッチ材料費を外して計算します。破れ・へこみはその部分を切り取って同じ材を当てるので材料が必要です。全体張替えの見積をもらっているなら、比較用の欄に入れて差を確認してください。
見積が跳ねるポイント
| 条件 | なぜ高くなるか | 見積書で確認すること |
|---|---|---|
| 同じ柄が廃番 | パッチ部分の色が浮き、全体張替えに発展する | ロット番号・代替品のサンプル |
| 原反の最小ロット | 1箇所でも原反単位の購入になることがある | 余った材料の扱い・保管 |
| 家具・家電の移動 | 造作家具・冷蔵庫・ベッドは人手が増える | 移動の人手が見積に入っているか |
| 浮き・湿気 | 接着だけでは再発し、不陸調整や防湿が加わる | やり直し保証の期間 |
| 箇所数が少ないとき | 出張費の比重が上がり1箇所単価が高くなる | 出張費が1回分か箇所ごとか |
この計算機が扱わないもの
部屋全体の張替え(面積単価の工事)は扱いません。フローリングのえぐれ補修と割れたタイルの交換も扱いません。家具・家電の移動、下地の不陸調整、湿気・カビ処理、産業廃棄物処理費、土日・夜間の割増も含みません。
設置・補修の単価は業者・地域・時期・現場の状態で大きく変わります。だからこの計算機は平均単価を埋め込まず、すべての金額を入力欄にしました。見積は2~3社から取って比べてください。画面の構成は2026年10月時点のものです。
よくある質問
多くの場合、出張費は訪問1回あたりで加算されます。箇所数が少ないほど出張費の比重が上がって1箇所あたりの負担が増えるので、傷んだ場所をまとめて1回で頼む方が有利です。
パッチした部分だけ色が違って見えるため、部屋単位で全体を張替える費用と比べるのが無難です。計算機の「部屋全体の張替え見積」欄に受け取った金額を入れると差額がすぐ出ます。
浮きの原因が湿気や下地の不陸なら、接着をやり直しても同じ場所が再び浮きます。原因をおさえる下地処理の費用はこの計算機に含まれていません。