ドレッサーの製作費は幅・段数・照明配線の三つで決まります
ドレッサーは造作家具なので幅が金額の基準になります。1mあたりの製作費を見積書からそのまま写し、引き出しの段数を足すと本体の金額が出ます。引き出しは段ごとにレールと前板が増えるため、段数がそのまま金額に反映されます。レールの等級(標準・ソフトクローズ)でも単価が変わるので、見積書に書かれているか見てください。
二つ目の分かれ目は照明とコンセントです。照明付きミラーを付けると鏡代だけでなく配線を引いてくる必要があり、ドレッサーの裏にコンセントがない、あるいは家具で隠れる場合は位置を移すか新設することになります。コンセントの新設や配線の引き出しは電気工事士の資格が必要な作業なので、家具業者が兼ねるのか電気業者を別に呼ぶのかで見積の構成が変わります。ドライヤーやヘアアイロンも使うなら口数も先に決めてください。コンセントの口数と高さは、置く家電を並べてから決めると後悔しません。
造作家具の単価には公的な基準価格がありません。業者・地域・時期・現場の状態で大きく変わるので見積りは2~3社取って比べてください。例の数字は入力形式を示すためのもので相場ではありません。2026年10月時点で、消費税10%は含めるかどうかを自分で選べます。
ドレッサーで追加費用が付く条件
| こんな条件なら | 追加される項目 | 先に決めること |
|---|---|---|
| 幅が1.5mを超える | 天板の継ぎ・搬入の分割 | エレベーターと扉の幅 |
| 照明付きミラーにする | 配線の引き出し・スイッチ位置 | 照明の色温度とスイッチ位置 |
| コンセントが家具で隠れる | コンセントの移設か新設 | 口数と高さ(天板の上か下か) |
| 築古で壁が垂直でない | 背面パネル・見切り材の調整 | 現地実測の日程 |
| レールをソフトクローズに | レール等級の差額 | 引き出しの奥行と耐荷重 |
| 天板を人工大理石に | 材料・加工・継ぎの処理 | 色と厚み |
この計算機はドレッサー1台だけを見ます。クローゼットやウォークインの全体は扱いません。椅子や照明器具の購入、クロス・床の補修、既存家具の撤去と処分、搬入用のクレーン、配管の移設も入っていません。
よくある質問
本体金額の基準は幅で合っていますが、引き出しの段数・ミラー・照明配線が足されて総額が動きます。この計算機はその項目を別に入力できるようにしているので、受け取った見積書の項目に抜けがないか照らし合わせるのに使ってください。
コンセントの新設や配線の引き出しは電気工事士の資格が必要な作業です。電気の職人を抱えている業者もあれば、電気業者を別に呼ぶ必要がある業者もあります。見積書に電気の項目があるかを先に確認してください。
鏡そのものより配線で差が出ます。普通の鏡は掛けるだけで済みますが、照明付きは電源を引いてくるため電気工事が一緒に掛かります。この計算機でミラーの項目と電気の項目を切り替えて比べてみてください。