重ね張りが安いのは手間ではなく撤去が抜けるから
重ね張りは既存タイルの上に新しいタイルをそのまま張る方式です。タイルの材料費はどちらでも同じで、金額を分けるのは撤去の手間と廃棄処理費、そして撤去すればやり直しになる防水層です。だから上の計算機は両方式の1㎡あたり手間を別に受け取り、差額だけを取り出します。
重ね張りの代償は床が上がることです。タイルと接着層で10〜20mm上がるとドアが床をこすり、敷居が低くなって水が越えてきます。既存タイルが浮いていれば新しいタイルまで一緒に落ちるので、叩いて空洞音がする面が広いなら重ね張りは避けたほうが無難です。
この計算機が扱わないこと
割れたタイルの部分交換は扱いません。数枚だけ差し替える場合は枚数と出張費で金額が決まり、面積計算が合わないからです。浴室全体のリフォームも扱いません。
単価と手間は地域・業者・時期・グレードで大きく変わるため、初期値を置かず金額はすべて入力欄にしました。実際の見積りは現場の状態でさらに開くので、必ず現地実測の見積りを取ってください。画面の構成は2026年11月時点です。
よくある質問
重ね張りは何回までできる?
通常は一回までと見ます。二回重ねると床が30mm以上上がり、荷重も接着面も不安になります。すでに一度重ね張りした床なら撤去を検討するほうが安全です。
重ね張りでも防水はやり直す?
既存の防水層が生きていれば触りません。逆に撤去すると防水層も一緒に剥がれ再施工がほぼ付いてくるので、その金額を入れて比べないと差額が合いません。