ベランダのタイルは「タイルの下」で金額が決まる
ベランダは水を使う半屋外の空間なので、タイルを新しく張るだけでは終わりません。タイルの下の防水層が切れていれば階下への漏水につながり、排水口へ向けた勾配を取らなければ水がたまって水垢とカビが出ます。そこでこの計算機は、床と壁のタイル費用と防水・排水の作業費を別々に受け取り、どの項目が総額を押し上げているかを示します。
裁断の手間も無視できません。洗濯機の場所や手すりの支柱まわりは小さな片を何枚も切る必要があり、同じ面積でも時間がかかります。屋外に露出するベランダなら、吸水率の低いタイルを使わないと冬にタイルが割れます。
単価を入力欄にしたのは、防水の工法とタイルのグレードが多様で一つの金額にまとめられないからです。2026年11月時点の構成です。実際の見積もりは現場の状態・地域・業者・資材のグレードで大きく変わります。必ず現場実測の見積もりを取ってください。
この計算機はタイル施工だけを扱います。弾性塗料による防水塗装は扱いません。玄関タイルは最低施工料金が要点なので別に計算します。
よくある質問
防水層は必ずやり直すべきですか?
既存の防水が健全なら省きます。ただし解体後に目で見ないと分からないため、条件付きの項目として見積もりに入れてもらうほうが安全です。
勾配の作業とは何ですか?
排水口のほうが低くなるよう床の傾きを取る作業です。平らに張るだけでは水がたまり、タイルの間がすぐ汚れます。
屋内用タイルでもよいですか?
サッシで囲まれたベランダなら可能です。雨や雪が入る造りなら吸水率の低いタイルを使ってください。