ドルで持つ二つの方法
ドル高を見込むときに選べる道は、米ドル建てのETFを買うか、外貨預金に入れるかの二つです。想定リターンだけ並べるとETFが有利に見えますが、信託報酬が毎年引かれ、税金の仕組みも違うため、手元に残る金額では順番が入れ替わることがあります。この計算機は同じ金額・同じ期間を前提に、両方の税引後の金額を並べて計算します。
課税の仕組みが結果を分けます
上場株式等にあたるETFの譲渡益は申告分離課税で、損失が出れば他の上場株式等の譲渡益や配当と損益通算でき、使い切れない分は3年間繰り越せます。特定口座(源泉徴収あり)なら証券会社が計算してくれます。外貨預金の利息は源泉徴収で課税関係が終わる一方、円に戻して確定した為替差益は雑所得として総合課税になり、他の所得と合算した税率が効きます。損益通算の範囲も狭くなります。NISA口座を使えばETFの譲渡益は非課税ですが、外貨預金は対象外です。信託報酬と税率は商品・口座ごとに違うのですべて入力欄にしました。2026年10月時点の目安として使い、実際の扱いは商品の説明書と国税庁の案内で確認してください。
よくある質問
ETFと外貨預金では税金の扱いがどう違いますか?
ETFの譲渡益は申告分離課税で、損失は他の上場株式等と損益通算でき3年の繰越控除もあります。外貨預金の利息は源泉徴収で完結し、為替差益は雑所得として総合課税になります。
ETFのリターンをマイナスで入れてもいいですか?
かまいません。-5 のようにマイナスを付けて入力すると税額を0として損失のまま比較します。預金の利息は損失になりません。
NISA口座で持つ場合はどう入れますか?
譲渡益が非課税になるので、譲渡益の税率を0と入力してください。外貨預金はNISAの対象ではないため、こちらの税率はそのまま残します。