ポートフォリオの分散投資効果とは
分散投資の核心は、異なる動きをする資産を組み合わせてリスクを低減することです。2つの銘柄を単純に合わせると加重平均のボラティリティになりますが、相関係数が1未満であれば実際のポートフォリオのボラティリティはそれより低くなります。
計算式
σ_p = √(w1²×σ1² + w2²×σ2² + 2×w1×w2×σ1×σ2×ρ)。相関係数ρが低いほどポートフォリオのボラティリティが低下し、分散効果が大きくなります。ρ=−1の場合、リスクをほぼゼロにできます。
相関係数の目安
| 相関係数 | 意味 | 分散効果 |
|---|---|---|
| 0.7〜1.0 | 強い正の相関 | 低い |
| 0.3〜0.7 | 中程度の正の相関 | 普通 |
| -0.3〜0.3 | 低い相関 | 良好 |
| -1.0〜-0.3 | 負の相関 | 高い〜最大 |
代表的な低相関の組み合わせ
国内株+海外株、株式+債券、成長株+バリュー株など。これらの組み合わせは相関が比較的低く、実際のポートフォリオでリスク分散に効果的です。
よくある質問
比率の合計が100%でなくてもいいですか?
はい。計算機が自動的に正規化します。60と40を入力すれば60%:40%として計算されます。
3銘柄以上のポートフォリオには使えますか?
3銘柄以上は共分散行列が必要で計算が複雑になります。2銘柄ペアで個別に確認するか、専用の分析ツールをご利用ください。
※ 過去の相関係数・ボラティリティは将来を保証するものではありません。参考値としてご活用ください。