株式の希薄化とは
企業が新株を発行すると発行済株式総数が増加し、既存株主の持株比率が低下します。これを希薄化(ダイリューション)と言います。例えば10%の持株比率を持つ株主がいる時に、既存株式の25%に相当する新株が発行されると、その株主の持株比率は8%に低下します。
計算式:希薄化後持株比率 = 保有株数 ÷ (発行済総数 + 新株発行数) × 100、希薄化率 = (現在比率 − 希薄化後比率) ÷ 現在比率 × 100。スタートアップへの投資や株主増資の際、このツールで持分変化を事前に把握しましょう。
よくある質問
希薄化防止条項(アンチダイリューション)とは?
スタートアップの投資契約に含まれる条項で、後続の増資で持分を保護するために転換比率を調整します。フルラチェット方式と加重平均方式が一般的です。
ストックオプションの希薄化への影響は?
ストックオプションは行使されるまで希薄化しませんが、完全希薄化ベースの株式数(バリュエーションに使用)にはオプション・転換証券が含まれます。