景石の数量計算機の使い方
景石は砂利のように体積で売買する材料ではなく、石を1個ずつ選んで据える材料です。そのため数量は個数で数えますが、運搬費と重機は重量で決まり、発注のときも合計トン数を一緒に書く必要があります。
計算は3段階です。まず幅・奥行・高さを掛けて石を包む直方体の外形体積を求め、そこに形状係数を掛けて実際の体積まで小さくします。その体積に単位重量を掛ければ1個の重量が出て、個数を掛ければ合計体積と合計重量になります。積載限度を入れれば車両の台数が切り上げで出ます。
1個の大きさがそれぞれ違う自然石は、平均の大きさで一度に計算するより、サイズの等級ごとに分けて計算して足し合わせたほうが誤差が小さくなります。大きい石が数個あるだけで全体の重量が決まることが多いからです。運搬台数は重量だけを見た値なので、石が大きくて荷台に収まらない場合は体積の制約も合わせて確認してください。
単位重量と形状係数は岩種・産地・石の形で変わるため、固定値を使わずすべて入力欄にしています。石材の仕入先資料と設計図書で確認した値を入れてください。2026年10月時点の案内で、面積に敷き広げる砂利・バークマルチングの敷設数量はこの計算機では扱いません。
よくある質問
自然石は四角い塊ではなく角が落ちて面が凹凸のある形なので、幅・奥行・高さを掛けた外形体積より実際の体積が小さくなります。その比率が形状係数です。丸い玉石は小さく、角が立った角石は大きく見積もり、石の形を見て現場で判断して入れます。
岩種と産地、風化の程度で変わるため、この計算機には固定値を入れていません。石材の仕入先の試験成績書や設計図書に書かれた単位重量を確認して入力してください。値が少し違うだけで合計重量と運搬台数が変わるので、必ず確認した値を使うのが安全です。
この計算機は1個ずつ据える景石・自然石の体積と重量を扱います。面積に一定の厚さで敷き広げる砂利・バークマルチングの数量は計算方法が違うため、別の計算機をご利用ください。