コンクリートがら処分費計算機の使い方
コンクリートがらは現場では体積で出るのに、処分と運搬はトンで契約されることが多いです。そこでこの計算機は体積に破砕後の増加率を足して適用体積を作り、単位体積重量を掛けて換算トン数を出し、トンあたりの処分費と運搬費を乗せます。再生骨材として搬入できる場合はその合計と差額も見せます。
単位体積重量と単価はコンクリートの配合・鉄筋の混入・破砕の粒度・搬入先で変わるため、あらかじめ入れていません。入力欄の例の数字は形式を示すだけで基準値ではありません。試験成績表や処理業者の見積で確認した値を入れてください。2026年10月時点です。
品目が複数混ざる現場をまとめて合算するなら建設廃棄物の処分費計算機のほうが合います。この計算機はコンクリートがら1品目だけを扱い、体積からトンへの換算と再生骨材搬入の比較に集中します。
よくある質問
構造体を砕くと空隙ができ、同じ重さでも占める体積が増えます。積込み時点で体積を測ったならすでに増えた状態なので0にし、設計図面の構造体体積を入れた場合は破砕後の増加分を反映するほうが実際に近くなります。
破砕後のほぐした状態の単位体積重量を入れてください。増加率で増えた体積に掛けるため、構造体(締まった状態)の値を入れると増加率の分だけトン数が多く出ます。鉄筋が混ざっているか、粒度がどうかでも変わります。試験成績表があればその値が最も正確で、なければ処理業者が過去の搬入実績で使っている値をもらって入れてください。計算機に固定値を埋め込んでいない理由もこの差です。
運搬費はそのままにして処分単価だけを再生骨材の搬入単価に置き換えて合計を出し直し、差を出します。差額が削減と出れば搬入が有利ということですが、搬入基準に合わせるには鉄筋の分離や粒度の調整が必要になる場合があります。