袋数を成分kgに戻して確かめる
施肥設計は10a当たりの成分kgで示されるのに、倉庫にあるのは袋です。この計算機はその逆方向を担います。すでに施用した(または施用する)袋数と1袋の重量、袋の保証票の成分量を入れると、実際に投入された窒素・りん酸・カリが何kgで、それが10a当たり何kgになるかがすぐ出ます。必要成分量から袋数を求める順方向の計算は扱いません。
計算は単純な比例式です。総肥料量は袋数×1袋の重量、各成分量は総肥料量×保証成分量です。10a当たりの値は、施用面積を1,000㎡(=10a)で割った換算面積で割り戻します。成分量は製品ごとに異なるため定数にしていません。2026年11月時点で使う製品の袋の保証票をそのまま見て入力してください。3成分の合計が100%を超える場合は表示の読み違いなので案内が出ます。
成分以外の重量も同時に示します。化成肥料の重量のかなりの部分は充填材・副成分なので、同じ20kg袋でも成分量によって実際に入る成分の量は大きく変わります。袋数だけ数えているとこの差は見えません。ただしこのページは成分の換算だけを扱い、作物ごとの適正施肥量の判断や土壌診断の処方そのものは扱いません。過不足の判断は土壌診断の結果と地域の施肥基準で確認してください。
よくある質問
肥料袋の表面や側面の保証票に、窒素(N)・りん酸(P2O5)・カリ(K2O)の順で百分率が記載されています。14-14-14のように3つの数字で示された値がそのまま成分量なので、その数字を各欄に入れてください。
化成肥料には成分以外に、造粒や流通のための充填材・副成分が含まれています。そのため3成分の合計は通常100%より小さくなり、残りの重量が成分以外として表示されます。
作物ごとの施肥基準は通常10a当たりの成分kgで示されます。この計算機の10a当たりN-P-K値を、土壌診断の結果や地域の農業改良普及センターの施肥設計と並べて過不足を判断してください。