ブルーベリー収益計算機の使い方
ブルーベリーは同じ面積でも樹形と植栽間隔によって植える株数が大きく変わり、その株数が収量と苗木の投資額を決めます。そこでこの計算機は畝間・株間から10a当たりの株数をまず計算し、その株数に1株当たりの収量を掛けて収益を出したうえで、苗木と施設の投資額から回収年数まで表示します。
計算の根拠はこうです。10aは1,000㎡なので、畝間と株間をmに直して掛けた1株の占有面積で1,000を割ると10a当たりの株数が出ます。総収量は全体の株数に1株当たりの収量を掛けた値、粗収益は総収量に販売単価を掛けた値で、所得は粗収益から経営費を引いた値です。回収年数は初期投資額を年間の所得で割って切り上げた値です。
収量と単価、経営費、苗木・施設の単価はすべて入力欄にしました。品種や土壌改良の仕方で1株当たりの収量が開き、単価や資材費も年ごとに変わります。2026年11月時点でも毎年更新される値なので、農業改良普及センターや公的な統計、実際の見積で確認した値だけを入れてください。果樹の年次別の収量曲線はこの計算機では扱いません。
よくある質問
10aは1,000㎡なので、畝間と株間をmに直して掛けた1株の占有面積で1,000㎡を割って求めます。畝間3mで株間1.2mなら1株が3.6㎡を占めるので10a当たり約278株です。畝の本数や通路幅は扱わない単純な栽植密度の計算です。
栽培方式で施設を選ぶと10a当たりの雨よけ・施設設置費が初期投資額に加わり、露地を選ぶとその欄は計算に反映されません。投資の回収年数は初期投資額を年間の所得で割った値なので、方式によって大きく変わります。
初期投資額を年間の所得で割って切り上げた値で、成園の水準の所得が毎年そのまま出ると仮定した単純な推定です。ブルーベリーは植栽後数年は収量が少ないため実際の回収はもっと遅くなります。年次別の収量曲線はこの計算機では扱いません。