気温と同じ表記を選ぶと余裕がなくなる
寝袋に書かれた数値はISO 23537(旧EN 13537)の試験で測定した値です。快適(コンフォート)は標準成人女性が丸くならずに眠れる温度、限界(リミット)は標準成人男性が丸まってなんとか眠れる温度を指します。つまり予想最低気温と同じ表記を選ぶと余裕がゼロになります。この計算機は予想最低気温から安全マージンを引き、装備補正を足して、選ぶべき表記を求めます。
補正値を入力欄にした理由
マットのR値やテントの有無が体感を何℃上げるかは、製品・地面・風・湿度で変わり、2026年11月時点でも一つの数値に断定できません。そこで補正を定数にせず入力欄にしました。R値の高いマットを使えば地面へ逃げる熱が減って体感が上がり、風を遮るテント内でも同じ方向に働きます。自分の経験値を入れて比較してください。
このツールは表記選びだけを扱います。標高から山頂の気温を推定することやバックパックの重量は扱いません。低体温症の危険がある環境では数値だけで判断せず、余裕のある装備を用意してください。
よくある質問
快適と限界のどちらを見ればいい?
寒がりなら快適(コンフォート)、寒さに強いなら限界(リミット)を基準に選びます。限界は丸まってかろうじて眠れる下限なので、長時間しっかり眠る基準には余裕がありません。
安全マージンは何℃にすればいい?
決まった値がないため入力欄にしました。予報が外れる可能性、風、疲労、濡れた衣類といった要素が重なるほど、マージンを大きく取るほうが安全です。
マットなしで寝るとどうなる?
地面へ逃げる熱が増え、同じ寝袋でも体感がかなり下がります。その場合は補正値を0かマイナスにして、より低い表記が必要になることを確認してください。