保冷時間は条件を変えて比べるときに役立つ
氷が溶ける速さは、クーラーボックスの中へ入ってくる熱の量で決まります。熱は中と外の温度差に比例して入り、溶かすべき氷が多いほど溶けきるまでの時間は長くなります。そこでこの計算機は熱伝導の係数を勝手に決めず、利用者が知っている基準を出発点にします。製品に書かれた保冷時間や前回の実測時間を入れると、氷の量の比、温度差の比、開閉による損失を掛けて、条件が変わった場合を推定します。
断熱等級を倍率に置き換えていない
断熱性能は製品ごとに違うため、等級を何倍という形に換算すると外れます。この計算機では製品表示の保冷時間そのものが断熱性能を含んだ値で、等級を任意の倍率に変える処理は入れていません。開閉1回あたりの損失率も2026年11月時点で公認された数値がないため入力欄にしました。実際の結果は氷の形、飲み物を前日から冷やしたか、直射日光に当たるかでさらに開きます。
このツールは時間の推定だけを扱います。ポータブル電源の容量や食材の量の計画は扱いません。
よくある質問
基準の保冷時間が分からない場合は?
製品説明にある保冷時間をそのまま入れ、そのときの外気温も記載があれば一緒に入れてください。説明がなければ、前回のキャンプで氷が持った時間とその日の気温を入れれば使えます。
ブロック氷のほうが長持ちする?
同じ重さならば表面積の小さいブロック氷のほうがゆっくり溶けます。この計算機は重さだけを見るので形の違いは反映しません。ブロックとキューブを比べるときは基準時間を別々に入れてください。
開閉の損失率は何%にすればいい?
決まった数値がないため入力欄にしました。わずかな隙間で素早く開ける場合と、ふたを大きく長く開ける場合では、同じ回数でも損失が変わります。