手作りソープの苛性ソーダ、どう計算する?
コールドプロセスソープは、オイルと苛性ソーダ(NaOH)が反応するけん化(saponification)という化学反応によって作られます。オイルごとに脂肪酸の構成が異なるため、必要な苛性ソーダの量、つまりけん化値(SAP値)も違います。ココナッツオイルはけん化値が約0.183と高く、同じ重さのオリーブオイル(約0.135)より多くの苛性ソーダが必要です。複数のオイルを配合する場合は、各オイルの重さにそれぞれのけん化値を掛けて合計します。
スーパーファットとは、苛性ソーダと反応せずにソープに残る余分なオイルの割合です。通常5%程度に設定し、この余分なオイルがソープに保湿力を加え、苛性ソーダが完全に消費されず余ることによる肌への刺激を防ぎます。スーパーファット比率が高いほど必要な苛性ソーダ量は減りますが、高すぎると(15%以上)ソープが柔らかくなり傷みやすくなります。
苛性ソーダは水に溶かして使用しますが、一般的に苛性ソーダの重さの約2倍の水を使い、濃度約33%の水酸化ナトリウム溶液を作ります。水が少なすぎると苛性ソーダが完全に溶けず、多すぎるとトレース(けん化反応が進んでいることを示す、混合物が濃くなる時点)が遅くなり作業時間が延びます。苛性ソーダは肌や目に非常に危険なため、必ず保護手袋と保護メガネを着用し、換気の良い場所で作業してください。
よくある質問
苛性ソーダと反応せずに残る余分なオイルの割合です。通常5%程度に設定し、ソープに保湿力を残しつつ、苛性ソーダが余って肌を刺激するのを防ぎます。
オイルごとに脂肪酸の構成が異なるため、けん化値(SAP値)が違います。ココナッツオイルはけん化値が高く、同じ重さでもより多くの苛性ソーダが必要で、オリーブオイルは比較的少なく済みます。
一般的に苛性ソーダの重さの約2倍の水を使い、濃度約33%の水酸化ナトリウム溶液を作ります。水が少なすぎると溶けにくく、多すぎるとトレースが遅くなります。