必要容量はWではなくWhで考える
ポータブル電源の容量はWhで書かれていますが、機器の仕様にはWしか載っていないことが多いです。Wは瞬間の消費で、Whはそれに時間を掛けた総量です。60Wの電気毛布を8時間使えば480Whになります。この計算機は機器ごとに消費電力と使用時間を掛けて合計し、変換ロスと余裕率を反映した必要容量を出します。同時に点ける合計Wも示しますが、この値が製品の定格出力を超えると容量が残っていても電源が落ちます。
ロス率と余裕率を入力欄にした理由
インバーターの効率は製品と負荷率で差が大きく、2026年11月時点でも一つの値に断定できません。寒い日はバッテリーから取り出せる量そのものが減ります。そこで二つの値を定数にせず、製品仕様や経験値を入れてもらう形にしました。DC・USB直結はインバーターを通らないためロスを反映しません。
このツールは容量だけを扱います。電動アシスト自転車の走行距離やガス燃料の消費量は扱いません。同じ60W表示でも温度調節が付いた機器は常に60Wを使うわけではないので、使用時間は切れている時間を除いて入れるほうが実際に近づきます。
よくある質問
余裕率はなぜ必要?
表示容量を使い切ると電池の寿命が縮みやすく、気温が低いと取り出せる量も減ります。余裕率を入れると、その分だけ大きな容量で計算します。
定格出力はどう見る?
同時に使う機器のWを合計した値が、製品の定格出力より小さい必要があります。電気ケトルのように立ち上がりの大きい機器は、表示より高い瞬間出力を求めることもあります。