ナトリウム過剰摂取と浮腫
ナトリウム(食塩の主成分)は体内の水分バランスと浸透圧調節に不可欠な電解質です。しかし過剰摂取すると体内の浸透圧が上昇し、体が水分をより多く保持しようとします。その結果、血圧上昇・顔や手足のむくみ(浮腫)が現れます。WHOは1日のナトリウム摂取を2,000mg(食塩5g)未満に抑えることを推奨しています。
日本人の平均ナトリウム摂取量はWHO基準の約2倍です。みそ汁・漬物・ラーメン・加工食品などの塩分が高い食品を減らし、水分を十分に摂り、カリウムが豊富な野菜・果物を積極的に摂ることがナトリウムの排出に効果的です。
よくある質問
減塩するとむくみは早く解消しますか?
はい。低塩食にして十分な水分を摂ると、腎臓が余分なナトリウムと水分を1〜2日で排泄し、むくみが改善されることが多いです。同時に水分を多く飲むことで排出が加速します。
カリウムがナトリウム排出に役立つ理由は?
カリウムとナトリウムは腎臓での再吸収で拮抗関係にあります。カリウムを多く摂取すると腎臓がナトリウムをより多く尿中に排泄するため、血圧低下やむくみ改善に効果があります。バナナ・アボカド・ほうれん草・じゃがいもなどがカリウムの良い摂取源です。