月経不規則は体からのサイン
月経周期は女性の健康状態を映す重要なバロメーターです。正常な周期は21〜35日、生理期間は2〜7日です。この範囲を外れたり、3ヶ月間の周期のばらつきが7日以上になれば不規則とみなします。原因はストレス・ホルモン異常・子宮疾患など多岐にわたり、2〜3ヶ月以上続く場合は必ず婦人科受診が必要です。
月経不規則のタイプ別主な原因
| タイプ | 基準 | 主な原因 |
|---|---|---|
| 頻発月経 | 平均21日未満 | 甲状腺機能亢進・高エストロゲン |
| 希発月経 | 平均35日超 | PCOS・甲状腺機能低下・排卵障害 |
| 周期ばらつき大 | 7日以上 | ストレス・更年期前・生活不規則 |
| 過多月経 | 生理8日以上 | 子宮筋腫・腺筋症・ホルモン異常 |
| 過少月経 | 生理1日程度 | エストロゲン低下・子宮内膜が薄い |
生活習慣で改善できる原因
ストレス性の月経不規則はマインドフルネス・十分な睡眠・適度な運動で改善できることがあります。過度なダイエットや急激な体重変化はホルモン軸を乱します。体重をBMI 18.5〜24.9の正常範囲に維持するとホルモンバランスの回復に役立ちます。ただし、PCOS・子宮疾患などの器質的な原因は婦人科治療が必要です。
よくある質問
一度不規則になっただけで受診が必要ですか?
1〜2回の不規則はストレスや生活の変化で起こることがあります。ただし3ヶ月以上続いたり、3ヶ月以上生理がなかったり、出血量が急に大きく変わった場合は婦人科を受診してください。
ピルは月経不規則に影響しますか?
複合経口避妊薬は周期を規則的にする効果があります。ただし服用中止後3〜6ヶ月は不規則になるのは正常です。6ヶ月以上経過しても改善しない場合は受診をおすすめします。
女性アスリートはなぜ生理が不規則になりやすいですか?
体脂肪が極端に低かったり運動負荷が過大だとエストロゲン産生が減少し、視床下部性無月経が起こることがあります。骨密度低下も伴うため総合的な管理が必要です。