肺年齢・肺活量予測計算機の使い方
肺活量(FVC:努力性肺活量)は、最大限に息を吸った後に力いっぱい吐き出せる空気の量です。健康な肺は加齢とともに緩やかに機能が低下しますが、喫煙によってその低下は大幅に加速します。この計算機では年齢・性別・身長とパック年(喫煙累積量)を基に予測肺活量と肺年齢を推定します。
パック年は「1日の箱数 × 喫煙年数」で計算します(1箱20本)。10パック年以上でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)リスクが上昇し、20パック年以上では肺活量が非喫煙者に比べ有意に低下することが報告されています。禁煙後は肺機能低下の速度が非喫煙者レベルに近づきますが、すでに失われた機能は完全には戻りません。
階段での息切れ、慢性的な咳・痰が続く場合は、医療機関でスパイロメトリー検査を受けることをお勧めします。このツールはスクリーニング目的のものであり、医療診断に代わるものではありません。
よくある質問
パック年(pack-years)とは何ですか?
喫煙量の累積指標で、1日の箱数×喫煙年数で計算します。1日1箱を20年間吸うと20パック年です。10パック年以上でCOPDリスクが高まります。
禁煙すると肺機能は回復しますか?
禁煙後は肺機能低下の速度が非喫煙者レベルに近づきます。ただしすでに失われた肺機能の完全な回復は困難なため、早期禁煙が重要です。