入院1日あたりの負担計算の使い方
入院して窓口で払う金額は医療費だけではありません。保険適用分の窓口負担に、入院時食事療養費の標準負担額、個室などを選んだ場合の差額ベッド代が加わります。総医療費と窓口負担割合、入院日数、1食あたりの食事負担と食数、差額ベッド代と利用日数を入れると、項目ごとの金額と1日あたりの金額を表で示します。
窓口負担の割合は厚生労働省が示す年齢区分を初期値にしており、2026年10月時点で未就学児が2割、就学後から69歳が3割、70歳から74歳が2割、75歳以上が1割で、現役並み所得者は3割です。食事療養費の標準負担額は一般所得者が1食550円、住民税非課税世帯が270円、低所得1が130円で1日3食までです。窓口負担は10円単位で切り捨てて表示します。
食事療養費と差額ベッド代は高額療養費の対象外なので、入院が長引くほどそのまま積み上がります。高額療養費の自己負担限度額は所得区分で変わるためここでは扱いません。加入する保険者で区分を確認し、金額は医療機関に直接確認してください。
よくある質問
食事療養費は高額療養費で戻ってきますか?
戻ってきません。入院時食事療養費の標準負担額は高額療養費の対象外とされているため、医療費がいくら高くても食事の負担はそのまま残ります。
差額ベッド代にも窓口負担割合はかかりますか?
かかりません。差額ベッド代は保険適用外の自己負担なので割合をかけず、1日あたりの金額に利用日数をかけてそのまま加えます。
窓口負担割合は自分でどう確認しますか?
保険証や資格確認の画面に負担割合が記載されています。70歳以上は現役並み所得かどうかで割合が変わるため、加入する市区町村や健康保険組合に確認してください。