抗がん剤治療の費用は1回分の金額ではなく、サイクルが積み上がる金額です。1サイクルごとに薬剤費と投与の処置料、吐き気止めなどの支持療法の薬、投与前の血液検査がまとまって発生し、その束が予定のサイクル数だけ繰り返されます。1サイクルの項目別の金額とサイクル数を入れると、1回分の負担と最後まで積み上がる累計が同時に出ます。
計算は、1サイクルの保険適用の4項目を足して総額を作り、窓口負担の割合をかけて10円未満を四捨五入し(1サイクルの会計でまとめて端数処理)、サイクル数を乗じて累計を出し、保険と併用できる自費の累計を足す方法です。窓口負担の割合は未就学児が2割、就学から69歳が3割、70歳から74歳が2割(現役並み所得は3割)、75歳以上が1割(一定以上の所得は2割、現役並み所得は3割)という区分で、別の割合を案内されたときは直接入力に入れてください。2026年10月時点です。
保険と併用できる自費は差額ベッド代・文書料・選定療養などに限られます。保険外の治療・薬を同じ診療で使うと混合診療となり、原則として全体が自由診療(全額自費)になるため、この計算機では扱いません。自費の単価や公費の助成で下がる割合は医療機関や制度で変わるため、あらかじめ持ちません。高額療養費制度により、実際の月の負担は所得区分ごとの自己負担限度額までになります(この計算には含みません)。サイクル数と薬は医師が決めるので、案内された計画を入れて計算してください。
出典:厚生労働省「診療報酬点数表」・全国健康保険協会(協会けんぽ)(2026年10月時点)。窓口負担は1回の会計の保険適用分に割合をかけ、10円未満を四捨五入します(健康保険法第75条)。
よくある質問
サイクル数を入れ直すだけで累計が変わります。途中で薬が変わったときは1サイクルの金額も直して入れてください。
負担の割合で直接入力を選び、案内された割合を%で入れると、その割合で計算します。
いいえ。この計算機はサイクルが積み上がる窓口の支払いだけを計算し、後から戻る金額には対応していません。