なぜ「平均」は危ないのか
ガチャでよく引用される数字は「平均試行回数 1/p」ですが、幾何分布は分散が大きく、平均だけで予算を立てると不運ケースに陥った時に大損失となります。確率1%のガチャの平均は100回ですが、4人に1人は138回を超え、10人に1人は229回まで引いてようやく成功します。
分位の読み方
「上位10%不運ケース」は、同じガチャを100人が同時に回した時、最も運が悪い10人に当たる人の試行回数です。90%安全予算なら平均の約2.3倍が必要です。天井のあるゲームは99%分位と天井回数の小さい方を最大値と見れば実用的です。
このツールの使い所
限定キャラ実装直後に「いくらまで覚悟するか」を事前に算出できます。平均で十分と思って挑戦し、運が悪く2〜3倍の追加課金になる事例は多いです。事前に95%または99%安全予算を決め、そのラインで止まれる基準を作っておきましょう。
よくある質問
確率が動的に変わるガチャは?
本ツールは固定確率のみ対応。ピックアップやソフト天井は別途シミュレーションが必要です。
中央値と平均はなぜ違う?
幾何分布の中央値は約0.69/pで平均の約69%。半数の人は平均より少ない回数で成功しています。
複数人で挑戦すると?
n人が同じガチャを回すと「誰か1人以上成功する確率」は平均より遥かに早く100%に近づきます。