健康保険料の仕組みと計算方法
日本の健康保険は主に「協会けんぽ(会社員)」と「国民健康保険(自営業・フリーランス)」に分かれます。協会けんぽの保険料率は都道府県によって異なり、2024年度は東京で9.98%(労使折半で各4.99%)です。会社員は保険料の半分を会社が負担するため、同じ収入でも国保より負担が軽くなります。
月収35万円の会社員(東京)の場合、健康保険料の本人負担は約17,465円、会社負担も同額です。40〜64歳は介護保険料(1.60%、折半で各0.80%)が加算され、本人負担で月約2,800円が追加されます。
国民健康保険は自治体ごとに料率が異なり、全額自己負担です。同じ収入でも協会けんぽと比べると保険料負担が重くなる傾向があります。退職後に国保へ切り替わる際は保険料が大幅に増加することがあるため、任意継続被保険者制度(最大2年間)の活用も検討しましょう。
よくある質問
標準報酬月額とは何ですか?
標準報酬月額とは、毎月の給与・通勤手当などを一定の等級に区分したものです。4月〜6月の平均報酬をもとに定時決定(9月改定)が行われます。健康保険・厚生年金の保険料はこの標準報酬月額を基に計算されます。
扶養家族がいると保険料は変わりますか?
協会けんぽでは扶養家族(被扶養者)の保険料は不要で、本人の保険料のみで扶養家族も保険が適用されます。ただし扶養に入れる年収要件(通常130万円未満)があります。国保は世帯人数が増えると均等割が増加します。